仙台市宮城野区の「宮城野八幡神社」の隣りにある「姥神神社」
10分以内で二社の参拝ができます。
今回は宮城野区銀杏町の「姥神神社」を紹介します。
姥神神社の「苦竹のイチョウ」とは?
樹齢1200年以上とも言われているイチョウの木は、天平時代に聖武天皇の乳母の遺言で植えられたという伝説がある巨木なご神体です。
乳銀杏
このイチョウは、根の一種である気根が乳房のように多数垂れ下がっている姿から「乳イチョウ」と呼ばれています。
母乳がなかなかでないお母さん方が、「母乳が出る」ようにと参拝に来られます。
イチョウには雄株と雌株とがあり、この樹は雌株。幹などからでた根の一種である気根が、乳房のように垂れている様子から「乳銀杏」とよばれ、市民に親しまれています。たくさんの気根の中で最も太いものは周囲が1.7mにも及び、下端が地中に入って支柱のようになっているものもあります。
国の天然記念物
大正15年に、国の天然記念物に指定された当時、この場所は「苦竹」と言う地名でしたが、町名がこの木にちなんで「銀杏町」と変えられました。
秋には、黄金色の葉が青空に映える頃が最も美しく、あでやかな姿になります。
- 高さ:32m
- 幹周: 8m
所有者は民間人?
所有者「永野氏」と表記されています。
永野氏は、仙台藩より野守役を命ぜられた永野家の屋敷内にあります。
屋敷内にあるので、参道は手入れがされていてとても綺麗です。
撮影時はアジサイがとても綺麗に咲いていました。
※最後の動画を見ていただけるとわかります。
姥神神社
永野さん家の敷地内という事で、境内は大きくはありませんがパワーがあります!
鳥居
鳥居は朱塗りの神明鳥居です。
石畳が真ん中にあるので、真ん中を歩きましょう。
拝殿・本殿
「拝殿・本殿」には賽銭箱と、鈴があります。
隣には、ご神木の「乳銀杏」があります。
ご神木の乳銀杏
イチョウの高さ、幹周には圧巻です。
気根から乳房のように多数垂れ下がっているように見えます。
手を伸ばすと触れる位の場所にもあります。
触る場合は、傷をつけないように優しく触ってください。
いたずらに叩いたり、傷つけたりすると「罰」があたるかもしれません!
決して辞めてください!
また、感謝を込め、目を瞑りながら大きく深呼吸をして触ってみてください。
何かが感じられるかもしれません。
隣接には「宮城野八幡神社」があるので是非、立ち寄られる際にはご参拝をしてください。
姥神神社の参拝動画
姥神神社へのアクセス他
住所
宮城県仙台市宮城野区銀杏町7−35(永野氏敷地内)※宮城野八幡神社の隣り
駐車場
なし ※宮城野八幡神社にはありますので、一緒にお参りをして使用させてもらいましょう
公共交通機関
仙石線「宮城野原駅」下車
仙台駅50番小鶴新田駅行、「育英学園前」下車から徒歩5分位
ご利益
ご神木の気根が乳の様に見える事から、母乳に悩んでいるお母さんが多く参拝されています。
- 母乳がよく出るように
- 子どもの健やかな成長
御朱印
なし
※隣の宮城野八幡神社には「宮城野八幡神社」の御朱印があります。