【中田神社】仙台市太白区にある旧5町村が合祀した神社

中田神社は、宮城県仙台市太白区西中田に鎮座している神社で、JR南仙台駅から徒歩3分の場所にあります。境内は広く綺麗にされていて気持ち良く参拝ができ、駐車場もあるので車での来社も可能です。
アジサイの咲く頃には、狛犬と一緒にアジサイのコラボが楽しめます。
近くにはスーパー「SEIYU」もあるので買い物をしながら参拝ができます。

中田神社の由緒・御祭神・御利益・お祭り

中田神社の由緒・歴史

高倉天皇の承安元年（1171）気候不順にして五穀が稔らず諸人たちが困窮するを陸奥守藤原秀衡大い憂い、山城の国なる賀茂大神の御分霊を名取川の河上清水峠に勧請して鎮め祀り雷神社と称し五穀豊穣を祈願、霊験あらたかに豊作が続くが、その後、文治4年（1188）の夏、大洪水によりて社は名取川を流れ下り、柳生の里に着き給いしを、里人これより産土神と崇め奉った。
その後、明治5年5月村社に列せられ、同40年3月幣帛供進社の指定を受けたが、明治22年4月の町村制発布により地区4ヶ村、旧前田村、旧柳生村、旧四郎丸村、旧袋原村が合併し中田村となったのにともない、旧各村に各々村社として鎮座していた神社は維持困難となり合祀することとなり、明治42年3月宮城県に神社合祀の申請認可を得て、旧柳生村村社　雷神社に、旧前田村村社　神明社･旧四郎丸村村社　神明社･旧袋原村村社　八坂神社を、更に旧前田村の無格社　老女宮･熊野神社を合祀し、中田村神社と称号して鎮座したが、柳生は村の西端に位置し、東にある袋原･四郎丸の村民氏子の参拝に不便をきたす事から、再度宮城県に神社遷座の申請認可を得て、明治43年5月8日現在地に遷座し当地区産土神として鎮座したものである。その後、地区の発展等にともない又当社の歴史的背景をも鑑み、平成9年3月に神社本庁並びに宮城県の認証を得て「中田神社」と社号を変更し今日に至っている。
宮城県神社庁

中田神社の御祭神

五穀豊穣を祈り創建され、その後地域の神社5社を合祀

伊賀津智命：旧柳生村村社の雷神社
天照皇大神・豊受姫大神　旧中田町（前田村）村社の神明社
素戔嗚命：旧袋原村　村社の八坂神社
天照皇大神：旧四郎丸村　村社の神明社
名取老女命：旧前田村　無格社の老女宮
熊野加布呂杵櫛御食野命：旧前田村　熊野神社

中田神社の御利益

五穀豊穣	開運隆盛	商売繁盛	縁結び	子孫繁栄
国土安泰	国家安泰	勝運	魔除け	厄除け
合格	所願成就	学問上達	文学上達	出世
健康祈願	病難除去	病気平癒	水難除去	火難除去
林業守護

中田神社の例祭

歳旦祭（初詣）：１月１日
どんと祭：１月１４日
節分祭：2月3日
例大祭：４月２９日
大祓日：６月３０日
七五三祝祭：１０月中旬～１１月中旬
新穀感謝祭（新嘗祭）：１２月上旬

中田神社の境内の様子と雰囲気

境内は広々として気持ちいいです。

鳥居

朱塗りの明神鳥居です

参道

参道は舗装されている道と灯篭が拝殿まで続いています。その他は玉砂利になっています。

手水舎

狛犬

本殿・拝殿

拝殿／幣殿／本殿の造りです

社務所・授与所

授与所開設時間　9：00～17：00　※時間が変更になっている場合があります

中田神社の御朱印とお守り

社務所・授与所にて配布・受付をしています。

御朱印

上記は限定の御朱印です。
毎月1日に限定でいただくことができます。
1枚：500円

お守り

御祈祷

中田神社の御祈祷は、一組づつの御奉仕を心掛けています（正月時期・七五三詣を除く）。御祈祷を希望される場合は他のご祈願者と重なることの無いよう、電話やメール等にて問合し、予約をしてください。
【要予約】受付・ご奉仕：午前9時〜午後4時（目安）御祈祷にかかる時間：30分程度

厄祓、交通安全、初宮詣、家内安全、身体健康、交通安全、車両祓、安産祈願・七五三詣(10月～)
心願成就、病気平癒、必勝祈願、安全祈願、商売繁盛、社内安全、八方除、清祓、その他

その他の見所

石神様

境内には立派な石神様が5つあります。

石神様前にある狛犬は、何とも言えない味のある狛犬です。

神輿殿

神輿殿の前にもまた違った狛犬がいます。
神輿は５年に一度斎行しており、２基の神輿が多くの氏子の手により地域を練り歩きます。

神楽殿

中田神社の例大祭では、毎年、道祖神神楽が奉納されます。

中田神社はこんな人におすすめ

中田神社の御祭神は「伊賀津智命」で別名「伊香刀美」です。
天女に一目惚れした伊香刀美が白犬を遣わして秘かに天衣を盗んだとされ、これによって天に昇れなくなった天女を伊香刀美が妻として迎え入れ、男女四人の子供を儲け「縁結び」また「子孫繁栄」の神様でもあります。
・シングルの人は「縁結び」
・カップルの人は「良縁」
・子供が欲しい夫婦には「子孫繁栄」