東日本大震災から2022年3月11日で11年になりました。
当時はたくさんの方がお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
海が近くにあった市町村は全てがなくなりました。
悲しい限りです。
地震は揺れて物が落ちてくる、建物が倒壊するものだと思っていましたが、
それ以上に怖いのは津波でした。
また、2024年1月1日に「能登半島地震」の際も、津波による被害で多数の方が無くなりました。
津波さえなければ甚大な被害にならなかったのに。
3.11の際、我が家の被害状況は、部屋の家具やテレビなどが倒れました。
ライフライン復旧までにかかった日数です。
- 電気:2日後
- 水道:3日後
- ガス:1ヵ月
オール電化であれば2、3日後にお湯を沸かすことができたのでしょうが、我が家は都市ガスでしたので、復旧するまでは1ヶ月近くかかりました。
簡易ガスコンロや電気ポットでお湯を沸かし、簡易シャワーを作成し過ごしました。
ライフラインが元通りになるまでは予想外の時間がかかります!
2021年2月13日には福島県沖を震源とする最大震度6強の地震がありました。
この時も、我が家の部屋の中は3月12日の時と同じような感じに・・・
そして、建物は一部損壊の認定。
南海トラフ巨大地震 発生する確率は70%~80%、40年以内には90%!?
2022年1月13日の読売新聞オンラインの記事に、「南海トラフ巨大地震が40年以内に発生する確率はなんと、90%に引き上げ」されたとの事です!(読売新聞オンライン)
よく見ると、「巨大地震」!?
地震ではありません!
巨大地震なのです!
なぜ、巨大地震なのか?
これに関して、オリエンタルラジオの中田さんが詳しくYouTubeにて説明をしています。
国土交通白書2020によると、南海トラフ地震については、マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率が、70~80%(2020年1月24日時点)とされている。なお、同委員会は、南海トラフでは過去1,400年間に約90~150年の間隔で大地震が発生していることから、次の地震までの間隔を88.2年と予測している。
1944年の昭和東南海地震や1946年の昭和南海地震が発生してから、2020年は約75年を経過しており、南海トラフにおける大地震発生の可能性が高まっているとのことです。国土交通白書2020
いつ来るかわからないのが地震です。
家族で何が必要なのか話し合いましょう!
実際、地震が来てから話し合う事も出来ず、また遅いのが現状です。
地震はいつくるかわかりません。
話し合いができる時に、家族で話し合っておきましょう!
- 地震が来たらどうするか?
- 防災グッズは何が必要か?
- 非常食は何日分必要か?
できる範囲で構わないので、話し合うことが必要です。
下記、参考にしていただければ幸いです。
備えあれば憂いなし
今回は、自宅に用意しておくと大変助かる防災グッズを紹介します。
有るのと無いのとではストレスのたまり具合が全く違います。
震災の時に活躍した防災グッズを紹介いたします!
停電時にも安心!電池式ライトで備えよう
大地震が起きた時、真っ暗闇になるかもしれません。
停電になると、部屋の中は真っ暗。携帯電話のライトも心強いですが、電池式のランタンや懐中電灯があれば、部屋全体を明るく照らすことができます。
災害に備え、電池式のランタンや懐中電灯を準備しておきましょう。停電時だけでなく、アウトドアや日常でも活躍するアイテムです。
コンパクトでも十分な明るさ
最近の電池式ライトは、小型でも驚くほど明るく、様々な場所で活躍します。
- 災害時:避難所での照明や、夜間の移動に
- アウトドア:キャンプやバーベキューの際に
- 日常:ベランピングや、ちょっと雰囲気を変えたいときに
ローソクは危険!
地震の後、大きな余震が続くことがあります。ローソクの火は、思わぬ火災の原因になるため、絶対に避けましょう。
電池式ライトを選ぶポイント
- 明るさ:部屋全体を照らせる明るさが理想です
- サイズ:コンパクトなものが持ち運びに便利です
- 電池の種類:単一電池など、手に入りやすい電池を使用できるものがおすすめです
- 防水機能:万が一、水がかかっても安心な防水機能があると◎
災害に備える!スマホの充電はモバイルバッテリーで安心を
スマートフォンは、災害時にも役立つ情報収集ツールです。しかし、停電など非常事態では、スマホのバッテリーが切れてしまう心配があります。そこで役立つのが、モバイルバッテリーです。
高性能なモバイルバッテリーを2~3個用意しておけば、いざという時にも安心です。ポータブル電源も良いですが、高価で普段使いには大きすぎるため、モバイルバッテリーがおすすめです。
車のバッテリーが上がってしまった時にも役立ちます。 小型で扱いやすいモバイルバッテリーは、車のトランクに入れておけば、緊急時の備えになります。私も実際に2回ほど使用し、その効果を実感しています。
ガスコンロは防災の強い味方!
地震などの災害で、電気やガスが使えなくなる可能性は十分にあります。そんな時に、ガスコンロはあなたの命を救うかもしれません。
温かい食事は、体力を回復させ、寒さから身を守ります。また、お湯を沸かして、衛生的な環境を保つこともできます。
普段から使っているガスコンロなら、すぐに使えるので便利です。ガスボンベは、3本以上あると安心です。
- 温かい食事:寒い冬でも、温かいスープやご飯が食べられ、体も心も温まります
- 衛生面:お湯を沸かして、食器を洗ったり、体を拭いたりでき、衛生的な生活を送るために役立ちます
- 心の支え:温かい食事は、不安な気持ちを落ち着かせ、心の支えになります
電気ケトルと卓上IHクッキングヒーターで快適な防災生活
あの大震災の時、我が家には電気ケトルがありませんでした。
電気が復旧しても、ガスコンロしか使えず、お湯を沸かすのが大変でした。そんな時、家電店で購入した電気ケトルは、髪を洗ったり体を拭いたりするのに本当に役立ちました。
災害後は、どこもかしこも品薄状態。日用品を手に入れるのは至難の業です。日頃から必要なものを備蓄しておけば、いざという時にも慌てずに済みます。
電気ケトルだけでなく、卓上IHクッキングヒーターもおすすめです。温かい飲み物だけでなく、簡単な料理もでき、心も体も温まります。
断水時にも役立つ!ペットボトルシャワーの作り方
地震などの災害時では断水や電気・ガスが復旧には時間がかかります。
衛生面では体を洗ったり、髪を洗ったりしなければなりません。そんな時に役に立ったのが、ペットボトルを使った簡易シャワーです。
震災直後の経験から生まれたアイデア
ご自宅に電気ケトルやガスコンロがあれば、お湯を沸かしてペットボトルに入れ、キャップに千枚通しで数か所穴を開ければ、温かいシャワーを作ることができます。ペットボトルに水を2/3、お湯を1/3の割合で入れると、ちょうど良い湯加減になります。
園芸用のペットボトルシャワーヘッドが活躍
園芸用のペットボトルシャワーヘッドを使うと、水が広く拡散するので、シャンプーを流すのも簡単になります。髪だけでなく、体も洗えるので、防災グッズとして一つ持っておくと安心です。
準備物
用意するものは、2リットルのペットボトル2本と、園芸用のペットボトルシャワーヘッドだけ。簡単に作れて、いざという時に役立つ防災グッズです。
ペットボトルのシャワーヘッドは、100円均一ショップやホームセンター、園芸センターで安く購入できます。
ぜひ、ご家庭でも準備してみてはいかがでしょうか。
災害時のトイレ用備蓄水
トイレを使うために、2リットルのペットボトル4本と10リットルのポリタンクを準備しましょう。
通常、トイレの大を流すのに約8リットルの水が必要になります。ポリタンクを予備として持っておけば、安心です。できれば、ポリタンクの色は「灯油」を入れいているポリタンクと一緒じゃない方がいいですね。間違えて、灯油のポリタンクに水を入れてしまう可能性があるので。
ティッシュ・トイレットペーパー・おむつ・生理用品は多めに!
災害時には、食糧、日用品、家電の順番でお店からなくなります。
そこで、普段から適量を備蓄しておくことをオススメします。
- ティッシュBOX5個入1セット
- トイレットペーパー12個入1セット
- 子供用おむつ1セット
- 生理用品(傷の手当やガーゼの代わりに可能)適量
ティシュBOX、トイレットペーパーは「ふるさと納税」を利用するのも一つの手だと思われます。
大量に届きますが、日常遣いと備蓄に分けて私は使用しています。
厚手の手袋や軍手
大地震があると家具は倒れるものだと思ってください。
食器棚が倒れたり、中の食器が外に出て割れる場合があります。その際に、手を切らないように手袋を使って掃除をしましょう。
使い捨てカイロ
冬場には電気・ガスが不通の場合、暖を取ることが難しいです。
石油ストーブは余震が多い場合、火事の危険性があるのでオススメしません。
そこで最低限の暖が取れるものが、使いすてカイロをオススメします。
多機能ラジオ
スマートフォンでラジオを聴く方も多いですが、災害時にはラジオ機能だけでなく、照明やモバイルバッテリーなど、多機能なラジオがあると便利です。
特に、手回し充電できるラジオは、停電時でも使えるので安心です。
10年前はガラケーだったので、手回し式ラジオで情報収集をしていました。
まとめ
東日本大震災を経験した私が、防災グッズ選びについて解説しました。
防災グッズはたくさんあれば安心、というわけではありません。 ご自身の住んでいる場所や状況に合わせて、必要なものを厳選することが大切です。
- 市街地では、電気・ガス・水が復旧するまで時間がかかる
- ライフライン復旧には、1ヶ月以上かかる場合も考えられる
大切なのは、日頃から使えるものを防災グッズとして準備することです。 そうすることで、いざという時にも慌てずにすみます。
防災グッズを選ぶポイントは?
- 住んでいる場所:マンションか戸建てか、都市部か郊外かなど
- 家族構成:子供がいるか、高齢者がいるかなど
- 持病やアレルギー:常備薬や食料など
防災グッズを準備するメリット
- いざという時に安心できる
- 日常生活でも役立つ
具体的な防災グッズの例
- 水:1人あたり1日3リットルを目安に
- 食料:非常食、缶詰など
- 懐中電灯:LEDライトがおすすめ
- ラジオ:情報収集に役立つ
- 携帯トイレ:断水時に
- ウェットティッシュ:手や体を拭くのに
- 多機能ツール:災害時に役立つ様々な機能がついたツール
【その他】
- 防災グッズの保管場所:わかりやすい場所に置き、定期的に中身を確認しましょう。
- 家族と話し合う:災害時の避難場所や連絡方法などを事前に決めておきましょう。
【関連情報】
- 〇〇市の防災ガイド
- 防災グッズの選び方に関する記事
今回紹介したもの以外にも準備しておいた方が良い備蓄品もありますので、ご自身に最低限必要なものや、家族で話し合って必要なものを備蓄しておくことをオススメします。
今回の記事が、あなたの防災の準備の一助となれば幸いです。