③【その地震の備え大丈夫!?】東日本大震災の経験者が語る~対策・行動編~

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「2011年3月11日、私たちは大きな地震を経験しました。あの時のことを思い出すと、もしももっと準備をしていれば…と後悔した方も多いのではないでしょうか。

地震はいつ起こるかわかりません。しかし、備えをしておくことで、被害を最小限に抑えることができます。

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「東日本大震災」あの日の記憶

2011年3月11日、激しい揺れが宮城県を襲った。
停電の中、割れたガラスの破片や倒れた家具が散乱する我が家。
妻は仕事場から避難所の小学校の体育館で妻の無事を確認し、ホッとしたのも束の間、津波のニュースに耳を疑った。

あの日、私は妻と二人暮らしで地震発生直後、家はまるで戦場。
テレビは倒れ、割れた食器、倒れた本棚…。
停電の中、懐中電灯の光を頼りに、家中を片付けながら、まさかこんなことになるなんてと、現実を受け止めきれない自分がいました。

テレビもラジオも繋がらない中、手回しラジオから聞こえてきたのは、想像を絶する被害のニュース。
津波で街が丸ごと飲み込まれ、多くの人が亡くなったという事実。数キロ離れた場所でも沢山の遺体が発見されているという。

電気が復旧し、画面に映し出される光景に、私はただただ言葉を失いました。

あの日、私は初めて地震の恐ろしさを知った。
揺れは大なり小なりが数分毎に発生する。
その後に続く混乱と絶望は、想像をはるかに超える。
東の空を見ると真っ赤に燃えているのもわかる。

地震は、私たちの生活を一瞬にして奪い、未来を奪う。

だからこそ、私たちは地震に対して、もっと真剣に向き合わなければならない。

この経験を教訓に、あなたも地震への備えを今一度見直してみてほしいです。

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大震災が来る前の対策行動

大震災はいつくるかわかりません。
いつ来てもいいように家族で話し合い、確認する事が大事です!

災害に備える!近くの避難場所を知っていますか?

地震や台風など、いつ何が起こるかわかりません。
ご自身の住んでいる地域には、災害時に避難できる場所が指定されています。
学校の体育館や地域の公園などが一般的ですが、場所や数は地域によって異なります。
事前に確認し、家族と共有しておきましょう。

津波に備える!いざという時に役立つ「高台」の確認方法

海岸沿いにお住まいの方や遊びに行く人は必見です。
津波が起きた時、命を守るために最も重要なのが「高台」への避難です。
しかし、いざという時に慌てないために、普段から高台の位置や避難経路を確認しておくことが大切です。

特に、河川付近にお住まいの方は注意が必要です。
津波によって川が逆流する可能性があり、思わぬ危険にさらされることも。

災害時、家族とどこで会う?事前に決めておこう

「地震が起きたら、家族とどこで会う?」

大地震発生時、家族と連絡が取れない状況を想定し、事前に集合場所を決めておくことはとても大切です。
避難所はもちろん、普段からよく利用する公園や駅など、分かりやすい場所を指定しておきましょう。

家族でよく話し合い、それぞれの役割分担や持ち物なども決めておけば、より安心です。

防災グッズ点検で、家族の安全を守ろう!

地震や台風など、いつ何が起こるかわかりません。

備えておきたい防災グッズですが、「本当に使えるかな?」と心配な方も多いはず!そこで、今一度防災グッズをチェックしてみましょう!

特に、懐中電灯やラジオなど、電池を使うものは要注意です。

  • 電池切れになってない?
  • スイッチは入る?
  • 電池が錆びてない?

今すぐチェックして、新しい電池も用意しておきましょう。

また他の防災グッズも、半年ごとに見直す習慣をつけましょう。

非常食の賞味期限、大丈夫?今すぐ見直して安心を!

災害はいつ起こるかわかりません。備えあれば憂いなしとは言うものの、非常食の賞味期限が切れていたら意味がありません
今すぐあなたの非常食の賞味期限をチェックして、万が一に備えましょう。賞味期限が近いものは、新しいものと交換するチャンスです。

いつでも安心!手軽に持ち出せる防災バッグの作り方

災害はいつ起こるか分かりません。大切なのは、慌てず冷静に行動すること。
そのためには、普段から防災バッグを用意しておきましょう。

防災バッグの選び方

  • 重さ:重すぎると持ち運びが大変なので、軽くて丈夫なものがおすすめです
  • 大きさ:必要最低限のものが収まる、コンパクトなサイズが◎
  • 素材:防水性のある素材を選ぶと、突然の雨でも安心です

二人家族の防災バッグの中身例

  • マスク:ほこりやウイルス対策に
  • 懐中電灯:電源が切れた時や暗い場所で役立ちます
  • モバイルバッテリー:スマホの充電に
  • 乾パン:長く保存でき、手軽に食べられる非常食です
  • 水:500mlペットボトル2本は、1人あたり1日分の目安です
  • ポケットティッシュ:手を拭いたり、傷口を覆ったりするのに便利です
  • バンダナ:多用途に使えるアイテム。冷え対策や包帯代わりにも
  • レジ袋:ゴミ袋や簡易トイレとしても使えます
  • アルコールスプレー:手指消毒に
  • 絆創膏:ケガをした時の応急処置に

その他、用意しておくと便利なもの

  • ホイッスル:助けを求める時に役立ちます
  • 軍手:防寒対策や片付け作業に
  • 常備薬:家族の持病がある場合は、必ず持参しましょう

防災バッグを充実させるコツ

  • 定期的な見直し:食料や水の賞味期限をチェックし、必要に応じて交換しましょう
  • 季節に合わせて内容を変更:夏は熱中症対策グッズ、冬は防寒グッズなどを追加しましょう
  • 家族で話し合う:災害時の行動計画を立て、家族全員で共有しましょう
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地震が来た後の行動

緊急地震速報が鳴ったら下記行動を必ずしてください。

また、津波注意報・警報がなったら直ぐに高台に逃げてください!

家の中にいる場合

部屋の中が安全とは言えませんので、倒れる物や割れる危険性の物には近寄らない。

  • 室内は危険がいっぱいです。 倒れる恐れのある家具や、割れる可能性のある食器などは近づかないようにしましょう
  • 避難経路を確保しておきましょう。 廊下などに物が置かれている場合は、事前に片付けておくとスムーズに避難できます
  • 火は絶対に消さないでください。 地震の揺れによって、火が飛び散ったり、熱湯や油がこぼれる危険性があります
  • 高い位置のものは特に注意が必要です。 食器棚の上段など、高い位置に置かれたものは、地震の揺れで落下する可能性があります

2022年3月16日の震度5強の際の地震直後の行動を載せています。

外出時の場合

地震発生時、屋外にいる場合はパニックになりがちです。冷静さを保ち、以下の5つのポイントを守って安全に避難しましょう。

  1. 周囲の状況を把握:まずは身の安全を確保するため、周囲に倒壊の危険性がある建物や、ガラスが割れて飛び散る可能性のある場所がないか確認しましょう
  2. ガラス張りの建物から離れる:ショーウィンドウや自動販売機など、ガラスが割れてケガをする恐れのある場所からは十分に離れてください
  3. ブロック塀から離れる:ブロック塀は地震によって倒壊する危険性が高いため、近づかないようにしましょう
  4. 工事現場から離れる:特に高所作業が行われている工事現場は、落下物が発生する可能性があるため、危険を避けてください
  5. 安全な建物へ避難:耐震性の高い建物や、免震構造の建物があれば、その中に避難しましょう

海や川の近くにいる場合

津波は、一瞬で私たちの生活を奪う可能性のある自然災害です。日頃から防災意識を持ち、いざという時に慌てずに行動できるように準備しておきましょう。

なぜ津波が危険なのか?

  • 速く、そして高い:津波は非常に速く、あっという間に襲いかかることがあります。また、東日本大震災では10メートルを超える高さの津波が観測されました
  • 予測が難しい:地震による津波だけでなく、火山活動による津波も発生する可能性があります

津波注意報・警報が発令されたら

  1. まず第一に、自分の身を守る:車で移動する場合は、車を捨ててでも、すぐに高い場所へ避難しましょう。東日本大震災では、車内で被災された方が多くいらっしゃいました
  2. 高台へ急ぐ:海や川から離れ、できるだけ高い場所へ避難してください
  3. 建物に避難する場合は:高層階へ移動し、窓から離れてください

電話・SNS・メールで無事の連絡をする

災害発生時、安否確認は迅速に行うことが大切です。電話が繋がりにくい状況では、メールやSNSを活用しましょう。

  • 電話:まずは電話をかけてみます。運良く繋がれば、一番早い安否確認方法です
  • メール:家族や友人に、以下の情報を簡潔に伝えましょう
    • 家族全員の安否
    • 怪我の有無
    • 住んでいる家の状況
  • SNS:メールの内容をSNSで共有したり、LINEのタイムラインを活用したりして、より多くの人に安否を知らせましょう

防災用具カバンを持ちだす

地震が起きた時、「防災用具カバン」をもちだしましょう。
事前に準備しておけば、いざという時に慌てずにすみます。

カバンの選び方と注意点

  • 大きすぎず小さすぎず:持ち運びやすいサイズを選びましょう
  • 中身を工夫:必要な物だけをコンパクトにまとめることが大切です

避難所があれば避難所を利用しましょう

地震が起きたら、まず家族の安否確認。その後は、事前に決めておいた避難場所へ急ぎましょう。

避難所内は混雑が予想されます。そのため、事前に家族で集合場所を決め、目印となる場所を特定しておくとスムーズです。

例えば、小学校であれば、鉄棒や大きな木などを目印にするのも良いでしょう。

玄関の張り紙、実は危険信号?

「〇〇へ」というシンプルな張り紙。

災害時、安否確認のためについやってしまいがちですが、この行為はあなたの家族を危険に晒す可能性があることをご存知でしょうか?

「〇〇小学校にいます。15時」という張り紙は、泥棒にとって格好のターゲットです。
「この時間帯に家は空いている」という情報を、自ら提供しているようなものだからです。特に夜間や外出が長期化する場合は、侵入されるリスクがぐっと高まります。

事前に集合場所を決めておくなど、安全対策をしっかりと行いましょう。

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まとめ

地震はいつ、どこで起こるかわかりません。日本は地震大国。過去にも大きな被害をもたらした地震が何度も起きています。地震が起きたら、火事や津波、そして社会の混乱が起きる可能性も。震源地が遠くても大きな揺れを感じることもあり、油断はできません。

しかし、事前に準備をしておけば、被害を最小限に抑え、安心して過ごすことができます。家族で話し合い、自分にできることから始めてみましょう。防災グッズの準備はもちろん、避難経路の確認や、緊急時の連絡方法なども大切です。

「地震、雷、火事、おやじ」ということわざがあるように、地震は突然やってきます。この機会に、もう一度防災について考えてみませんか?今できることから、少しずつ始めていきましょう。

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