ずぼら燻製の第三弾は「ベビーチーズ」の燻製です。
ベビーチーズでもスモークチーズが販売されていますが、自分で燻製した方が「何倍、何十倍も美味しい」です!
更に「チーズの皮がとても美味しい!」のです。
準備物
準備物に関しては「カニカマ燻製」とほぼ一緒ですので、こちらのブログをご確認ください。
ベビーチーズ
個人的には、ベビーチーズが一番燻製に向いている食材だと思います。
他のチーズで燻製をしたら、溶けてしまい崩れてしまった経験があります。
1度に燻製をするには8個くらいが良いです。
皮がおいしい燻製チーズを作ろう!
準備が整ったらチーズ燻製を作る作業に入りましょう!
【作業工程】
- チーズを乾燥させる
- 燻製の準備をする
- 燻製する煙を作る
- 燻製をする
- 燻製チーズの汗を拭く
- 余熱を冷ます
- 冷蔵庫にしまう
- 後片付け
燻製を作るのに必要工程は8工程だけです。
チーズを乾燥させる
チーズを乾燥させることで、水分を取り匂いが付きやすくします。
また「おいしいチーズの皮」を作るのには、外せない作業です。
全体的に乾燥させたいので、全面が風に当たるようにします。
乾燥時間は季節にもよりますが、30分~60分程度。
表面に水滴が付いているようであれば、キッチンペーパーなどで拭き取ってあげます。
燻製の準備
今回使用する燻製チップは、「クルミチップ」
初心者にオススメでクセのない仕上がりに。
特にチーズと良く合うチップです。
燻製する前に、煙を作ろう!
チーズを燻製する前に、事前に煙を作っておきます。
チップを軽く一握り入れます。
強火で3分30秒すると煙が出てきます。(温度は100℃程度)
その間にチーズを網に乗せておき、煙が作れたら直ぐに燻製ポットに乗せられるようにしておきましょう。
下準備完了!
燻製開始
煙が上がったら、準備していたチーズを燻製ポットに乗せ蓋をします。
一応、タイマーを設置した方が目安にもなります。
- 弱火にします
- 2分~3分程度 110度になったら火を消します
- 4分間放置後、蓋を開けたら出来上がり!
蓋を開けると煙がほとんど出ません。
燻製チーズの汗を拭く
燻製後のチーズはいい色に仕上がっています。
また、チーズには水分が付着しているのでこの汗を拭いてあげましょう。
この作業がとても重要です!
水分が表面に残って乾燥すると、「苦み、酸味、雑味」が感じられます。
この汗を取って、美味しい皮を作りましょう!
余熱をとる
燻製直後のチーズを多目的ネットに移し余熱をとります。
このまま袋などに入れてしまうと、余計な水分が発生し美味し燻製チーズにはなりません!
もし、水分が表面にあればキッチンペーパーで拭いてあげます。
ラップにくるんで冷蔵庫に
1つずつラップにくるみ、その後にジップロップやタッパなどに入れ、冷蔵庫にて保管します。
匂い移りには要注意です!
後片付け
スモークポットは熱いです!
やけどをする恐れがあるので、冷ましてから灰を取りましょう。
次の燻製をするのであれば、ちょっと冷めたら「軍手」と「わり箸」を使い中の灰を取り出して、新しい燻製作業に入ります。
灰を取り出す際、まだ「火種」になっている場合があるので必ず目視をしてから捨てるようにしてくだ
さい。
不安であれば、水に漬けるなどの作業をしていただければ安心です。
動画
燻製チーズを最低1日は冷蔵庫で寝かせましょう
冷蔵庫にて2、3時間後には美味しくいただけますが、欲を言えば味を落ち着かせるために、最低1日は冷蔵庫で寝かせましょう。
土曜日に作れば、日曜日の夜には美味しいチーズが食べられます。
また数日寝かせると、更に「マイルド」な味わいになります。
ビールにもワインにも、日本酒にも合います!
まとめ
燻製チーズは「水分を取ること」が大切です!
燻製前に30分~60分程度の乾燥して水分を取り、燻製後にはチーズの汗を取る作業を忘れずに行ってください。
高温、時間によってはチーズが溶けてしまう場合があります。
しかし、それでも美味しく食べれます!
形は悪いが味は逸品です!
燻製の匂いをもっと付けたいのであれば「さくら」のチップを使用してみてください。
また違った味が楽しめます。