【簡単】万年青(オモト)の植え替え方~愛情があれば花も咲く~

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日常生活の中で

東北も梅雨が明けて暑い日が続いています。

我が家の万年青を見てみると、

あれ、枯れている・・・

このままでは全部が枯れてしまうのでは!?と思い、植え替えをすることにしました。

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万年青(おもと)とは

万年青(オモト)は、漢字からも伝わる通り、いつも青々としている。
また、葉の張りがあり、美しく綺麗であることから「長寿・健康」を印象付ける縁起物の植物とされています。
日本と中国に自生する多年草で、草丈は30~60cmまで成長します。
万年青は1590年、江戸時代に徳川家康が江戸に移る際に3種類の万年青が贈られ、その3鉢の万年青を持ち込んだそうです。その後、城・江戸幕府・が繁栄したという事から、日本では引っ越し祝いとして縁起の良い万年青を贈る風習が広まりました。

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我が家の万年青さん

我が家の万年青さんは入居と一緒に入りました。
かれこれ10年以上一緒にいます。
一時は根腐りし、葉っぱが1枚までになり瀕死の状態でしが、植え替えを繰り返す事でここまで復活することができました!
しかし7月に入り、下の葉っぱが枯れてきたので時期は違いますが植え替えをすることにしました。本来の植え替え時期は3月~5月、9月~10月が良いらしいです。
それでは、鉢から万年青を取り出してみます!

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植替えをしてみよう!

簡単なのか!?難しいのか!?
人それぞれあると思いますが、難しいの大嫌いな私が簡単にできたので、みなさんも実践してみてください。

万年青を鉢から取り出す

まずは水苔を取り除き、次に土をある程度取り除いたら鉢を横に倒します。
横に倒すと万年青が取れやすくなります。
この時に、枯れていた2枚の葉を取り除きました。
ポロっという感じで簡単に取れました。

根についている土や石を取り除きます。

根の洗浄

我が家のベランダには水道が無いので、ダイソーで購入したウォーターサーバー(330円)と娘のジョウロを借りて洗浄します。

写真は2回くらい洗った根になります。
せっかくなので、できるだけ綺麗にしてあげましょう。

鉢も綺麗にしてあげます。
新しい部屋ですからね!

根を剪定します

根が長くなっていたので、剪定します。
今回は細く長い根を剪定しました。
剪定し過ぎは要注意です。もともとあった量の半分以上残した方が良いと思います。
綺麗になったので、いよいよ鉢に植える作業に入ります。

鉢底石を敷く

鉢底石は軽石を敷きます。
なぜ鉢底石を敷くのか?
土の排水性や通気性をよくする働きがあり、根腐れの予防にも効果があります。
鉢やプランターに植物を植え付ける時は、ほとんどの場合に使われます。
それでは軽石を入れていきます。

今回は鉢の高さの1/4位まで軽石を敷きました。
鉢は深い方が宜しいかと思います。

土を入れる

今回、万年青に使用する土は観葉植物の土を入れます。

万年青を入れるので、鉢の高さの1/2以下程度まで土を敷きます。
そして万年青を入れ、その上に土を入れます。
根、茎が少し隠れる位まで土を入れたら、鉢を持ってトントン叩き根と土の隙間を無くしてあげます。更に、土を軽く押します。
上記作業をすると、土が下がりますので更に土を入れ、同様作業を繰り返します。

そして水苔を敷き詰める為に上部を空けておき、お水をいっぱい上げます!(ここ重要!)
この時水をあげるのは、更に根と土の間の隙間を無くすのと万年青を固定する為です。

水苔を敷き詰める

最後に水苔を敷きます。
水苔を敷く理由は「保水力、通気性、柔らかさ」など優れており、抗菌作用も持っています。
外傷治療薬としても用いられたこともあるぐらいです。
値段もそんなに高いものではないので是非、使用していただきたいです。
水で戻します。

水で戻したら、水苔を握って水分を切ります。

写真のように、全体に水苔を押しながら敷いてあげます。

植え替え完成

これで万年青の植え替えが終了!

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万年青に花が咲く

2021年7月に植え替えをし、2022年6月にも同様に植え替えをしました。
数日後、新しい葉かなと思っていたらなんと、蕾!

蕾から花が咲くまではおよそ1か月以上かかりました。
残念ながら、受粉をしなかったので、実までなることはありませんでした。
華が咲くまでの成長記録です。

オモトは我が家に来て15年。
一時は、葉っぱが1枚までになり現在はここまで成長を続けています。
我が子の様にかわいいです!
今度、花が咲いたら受粉を試みて実をつけたいと思います。

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葉っぱが枯れてきたら

ここ2年くらい花が咲いています。そして、花が咲く頃に葉っぱが茶色く変化し枯れていくことが多いです。
もしかしたら、花に栄養がとられ葉が枯れていくのかと思っていました。そして再度、植え替えを質疲れた葉を取っていきます。

手前の2枚と奥の2枚の葉が変色をしているので、これを取り除きます。

上の写真を見てもらうと、変色した葉の下の部分が裂けています。
色が変色する原因は、新しい葉ができると外の葉の根元が耐え切れずに裂けてしまうみたいです。
枯れた葉をそのままにしていても全体が枯れるわけではなく、時が経つと自然と葉が落ちるそうです。
我が家としては観葉植物と一緒なので、おもと本来の青々とした状態でみたいので、枯れた葉を取り除きます。

せっかくなので取り除いた部分を洗ってあげましょう。

枯れた葉を取り除くとちょっとスッキリしました。
真中から新しい葉が育ってます。

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まとめ

春~秋の水やりは2日、3日に1回で十分です。
また、「鉢を持った時に軽い」と思ったら水をあげてください。
一番いい水やりは、鉢の中に注ぐのではなく、潅水(かんすい)です。
バケツに水を張り、そこに植木鉢をジャボンと静めて水を吸わせるやり方です。
冬場は休眠期なので5~7日に1回で十分です。
我が家の万年青さん、新しい土で気持ち良く育ってくれるかな~
植物は声をかけると良く育つと言いますので、声をかけてあげたいと思います!

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