ご自宅の便座の裏の黄ばみ、気になりませんか?
毎日使うトイレだからこそ、汚れは気になるものです。特に便座裏の黄ばみは、なかなか落ちにくくて困っている方も多いのではないでしょうか。
実は、ちょっとした工夫で便座裏の黄ばみは驚くほどきれいになります!
購入当時の真っ白にするのは難しい場合もありますが、通常の掃除で落ちなかった黄ばみを落とす、簡単で効果的なトイレ掃除の方法をご紹介します!
なぜ便座裏は黄ばんでしまうの?原因をチェック!

黄ばみ取りの方法に入る前に、まずは黄ばみの原因を突き止めましょう。原因を知ることで、より効果的な対策を立てやすくなります。
尿ハネ: 最も多い原因の一つで、尿に含まれる成分が酸化し、黄ばみとして付着します。
皮脂汚れ: 気づかないうちに、肌に触れた部分の皮脂が付着し、蓄積します。
洗剤の残留: 掃除の際に使用した洗剤が十分に拭き取られず、残ることがあります。
空気中の汚れ: ホコリや空気中の微粒子が付着し、黄ばみの原因となる場合があります。
経年劣化: 長年使用していると、素材自体が変色してしまうことがあります。
これらの原因が複合的に絡み合って、頑固な黄ばみとなってしまう場合があります。
便座裏掃除でやってはいけないこと
黄ばみがあるからと、ブラシでゴシゴシ擦るのは避けましょう。
ブラシで擦ると傷がつき、そこに尿が入り込んで汚れが奥深くに蓄積するため、黄ばみを取ることがより困難になります。
汚れ落としには簡単!便座裏パック

便座裏にトイレ掃除用洗剤を吹き付け、その上からトイレットペーパーでパックし、数十分待つことで、便座裏をきれいにすることができます。
用意するもの
いつも使用している物で十分です。
トイレ用洗剤
トイレ用洗剤は「防汚」対応だと、次回の掃除も楽になります。
トイレットペーパー
我が家はふるさと納税でトイレットペーパーを貰っています。
使い捨てビニール手袋
汚れから手を守る為に使用します。この他、震災・自然災害などでも使えます。
手順
便座裏をより綺麗にする手順の紹介です。
ビニール手袋を着用
トイレ用洗剤を手で触るので、ビニール手袋をしましょう。
軽く全体を拭く
最初に便座裏全体に洗剤を吹き付けて拭き取ります。
黄ばみが気になる箇所にトイレ用洗剤を吹き付ける

一番汚れている所を重点に洗剤を吹き付けます。
トイレットペーパーでを使ってパック!

洗剤を吹き付けた上から、トイレットペーパーで覆うようにパックします。
追い洗剤

トイレットペーパーの上から、さらに洗剤を吹き付け、パックを密着させます。
一番重要な「放置」
そのまま15分から30分ほど置いてください。
この放置時間が重要です。パックしたトイレットペーパーに黄ばみが吸着されます。
トイレットペーパーの取り除き
放置後、ビニール手袋を着用し、トイレットペーパーを取り除きます。
パックに使用したトイレットペーパーは流せるので楽ちんです!
※大量のトイレットペーパーを一度に流すと詰まる可能性がありますので、二回に分けて流すようにしてください。
拭き上げ

最後にもう一度、トイレ用洗剤を軽く吹きかけ、きれいなトイレットペーパーや布で拭き上げれば完了です。
④黄ばみを予防するためにできること
黄ばみを除去した後は、できるだけきれいな状態を保ちたいですよね。日頃からできる簡単な予防法をご紹介します。
- こまめな拭き掃除: 気づいたときに、アルコール除菌シートなどでサッと拭き掃除をするだけでも、汚れの蓄積を抑えることができます。
- 換気をしっかりする: トイレの換気をしっかり行い、湿気がこもらないようにしましょう。
- 便座カバーのケア:汚れたらすぐに洗濯するのが一番効果的です。(※便座カバーを使用している場合)
- 撥水スプレー:撥水スプレーを吹き付けておくと、汚れが付きにくくなります。(※便座カバーの素材によっては使用できない場合や、便座に直接かかると傷める可能性もありますので、ご使用の際は注意書きをご確認いただくか、目立たない場所で試すなど、自己責任において行ってください。)
まとめ

今回は、トイレの便座裏の黄ばみを落とす方法をご紹介しました。
個人的には、トイレ用の洗剤でここまで綺麗に取れたので満足です。
お風呂に入る前にして、お風呂上りに拭き取りをすれば時短にもなり、綺麗になります!
今回の方法でも黄ばみが落ちない場合は、漂白剤やセスキ炭酸ソーダの使用も検討してみてはいかがでしょうか。
もし、これらの方法を試しても黄ばみが落ちない場合は、残念ながら素材自体の経年劣化による変色が考えられます。その際は、新しい便座への交換も検討してみてくださいね。
トイレが綺麗だと評判のお店があるように、ご自宅のトイレも清潔に保つことで、憂鬱な場所からお気に入りの空間へと変わるかもしれませんね!