仙台市若林区にある「旅立稲荷神社」は広瀬橋の近くにあり、「旅の安全・交通安全祈願」と「五穀豊穣」の御利益がある神社です。
ジョギングやサイクリング、散歩など川沿いを通る人は良く参拝をしているのを見受けられます。
旅の安全祈願「旅立稲荷神社」
白河天皇の永保年間(1081~1083)の創祀といわれ、山城国伏見稲荷神社の御分霊を勧請し稲荷大明神と称する。神社合祀令により明治4年9月保食神社(うけもちじんじゃ)と改称、村社に列する。昭和34年9月旅立稲荷神社と名称を変更する。旅立明神と称することについて、藩祖伊達政宗公が青葉山に城を定め、初めて参勤の際、当時、下河原五軒茶屋といわれた赤壁楼にて休息し、この社に代参を以て道中安全を祈り、日を経て無事に帰着したので神恩に感謝し、直ちに神祇官に奏請して「正一位旅立大明神」を賜り、「旅立明神」の社号を奉ったと伝えられている。爾来、藩主参勤の際には赤壁楼より道中の安全を祈ったといわれている。
HP:宮城県神社庁
旅立稲荷神社
広瀬川沿いにあり、川の自然な景色と「新幹線、在来線、貨物列車」を見る事の出る場所にあります。
樹齢230年の「けやき」
境内には「仙台市の保存樹木」と指定されている樹高約25m、推定樹齢230年の「けやき」の木があり、遠くからでも目立ちます。
お稲荷さんがいる手水舎
手水舎にはお稲荷さんいて、口から水が出る仕様です。
※只今コロナ禍のため、使用されていません。
参道
参道には2つの石の鳥居があります。
こちらの鳥居には「保食神社」と記載されています。
保食神(うけもちのかみ)で、生命の基となる食物、(特に主食となるお米などの)穀物が豊かに稔るように守ってくれる神様です。
拝殿・本殿
拝殿の後ろに本殿があり、御祈祷の際に拝殿から本殿に入ります。
旅行や新たな旅立ちの祈願や、食への感謝を伝えます。
耳開地蔵
境内には耳開地蔵と呼ばれる耳の病に効くお地蔵さまが祀られています。
石神様
山神は農業の神様、お産の神様、祖先の霊を鎮める神とされています。
神楽殿
春、秋のお祭りの際には、舞踊芸能などが行われていましたが、コロナ禍の今は自粛されているみたいです。
旅立稲荷神社の御朱印
オーソドックスな御朱印となっており、「旅立稲荷神社」は判子仕様となっています。
右下あたりに、お稲荷さん等のキャラクターなどがあると、更に良い感じになるのではと思います。
初穂料:300円
旅立稲荷神社の参拝動画
INSTA360 GO2 プロ動画仕様で撮影しました。
ロケーション最高
神社にお参りに行きながら、広瀬川散歩、新幹線、東北本線、貨物列車も見れます。
時間帯によっては珍しい電車も見れます。
旅立稲荷神社の近くの「おいしいお店」情報
味噌三礎
・味噌三礎(みそみそ):旅立ち稲荷神社を南に3分歩くとあります。
元フレンチシェフが作るラーメン。白味噌・黒味噌・赤味噌ラーメンが堪能いただけます。
旅立稲荷神社へのアクセス他
広瀬川沿いにあるのでウォーキングしながら参拝するのに良い場所にあります。
住所
住所:宮城県仙台市若林区若林2-1-3
電話:022-286-5103
駐車場
あり:鳥居の隣に2、3台分があります。
公共交通機関
地下鉄南北線「長町一丁目」で下車し徒歩10分程度
お札・お守り
あり